長尺HDMIケーブル(光ファイバー伝送、AタイプとDタイプの着脱式端子、Ver2.0規格対応)
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【特長】
●長距離伝送専用のHDMIケーブルです。
●長さ10m、15m、20mの3種のケーブルをご用意しております。
●HDMI Ver2.0規格に準拠したケーブルで、最大4K(解像度3840×2160、リフレッシュレート60p、色差信号4:4:4、色深度8bit)の伝送が可能です。
(ただし接続形態によっては、最大で2K(1920×1080、60p、4:4:4、12bit)までしか伝送できない場合があります。詳しくは下記の【接続形態】の項をご確認ください)
●最大伝送速度は18Gbpsで、HDCP規格(HDCP1.4とHDCP2.2)、HDR規格、CEC規格、ARC規格、HEC規格に対応しています。
●光ファイバーケーブルにより低損失・低ノイズのHDMI信号伝送が可能です。
●「ソース機器側」と「ディスプレー側」の双方のコネクタはともに、HDMIのAタイプ19pinオスにHDMIのDタイプ19pinオス(マイクロHDMIオス)のコネクタを着脱するスタイルです。
Aタイプ19pinオスアダプタ装着前 Aタイプ19pinオスアダプタ装着後
●着脱元のHDMIのDタイプ19pinオスコネクタの大きさは[幅13.5mm×厚さ9mm]の小型サイズですので、薄い壁内やその他の狭隘箇所で使用される内径16㎜(呼び16)のCD管やPF管などへも通線することができるため、壁面内、天井内、床下内、配管内といった箇所への長距離の埋め込み配線に適しています。
●当ケーブルの信号伝送方向は一方向です(逆方向の信号伝送はできません)。Dタイプ19pinオス(マイクロHDMIコネクタ)の本体には「Source(ソース機器側)」と「Display(ディスプレー側)」の印字が施されています(なお着脱式のAタイプ19pinオスのアダプタはソース側/ディスプレイ側のどちらのDタイプ19pinオス(マイクロHDMIコネクタ)にも装着できます)。
ソース側Dタイプ19pinオス ディスプレイ側Dタイプ19pinオス Aタイプ19pinオスのアダプタ
●電線の直径は4.8mm、最小曲げ半径は40mmです。またケーブルの許容引張力は10kg未満、許容圧縮力は50kg未満です(詳しくは下記【ご注意】をご参照ください)。
●両側コネクタ内の信号変換ICには省電力ICを使用しており、接続するソース機器やディスプレイのHDMI端子からの供給電源のみで動作するため外部から追加の電源投入は不要です(ただし接続したソース機器とディスプレイの双方から所定の電力(電圧4.85V/電流80mA以上)の供給が必要です。詳しくは下記【ご注意】をご参照ください)。
●本製品はIC内蔵型ケーブル(アクティブケーブル)ですので、ユーザー側の接続機器によっては相性問題が発生する可能性があります。ご購入前に実機での動作確認をご希望の場合は、こちらの【貸出サービス】をご活用ください。
●RoHS指令適合品 ⇒⇒適合判定基準は、こちらをご覧ください。
【接続形態】
本製品は最大で4K(解像度3840×2160、リフレッシュレート60p、色差信号4:4:4、色震度8bit)の伝送が可能ですが、接続形態によって最大で2K(1920×1080、60p、4:4:4、12bit)までしか伝送できない場合があります。
またユーザー側の接続機器によっては相性問題が発生する可能性があり、以下の接続形態であっても全ての機器に対しての動作は保証しておりません(ご購入前に実機での動作確認をご希望の場合は、こちらの【貸出サービス】をご活用ください)。
≪最大4K(3840×2160、60p、4:4:4、8bit)までの伝送が可能な接続形態≫
最大4Kまでの伝送が可能な接続形態は、以下のソース機器とディスプレイを直結で接続した場合のみとなります。
◆ソース機器とディスプレイを直結で接続した場合
≪最大2K(1920×1080、60p、4:4:4、12bit)までの伝送となる接続形態≫
なお以下の接続形態であっても、一般HDMIケーブル(HDMIパッシブケーブル)にHDMI2.0規格未満のケーブルを使用した場合は、使用したHDMIパッシブケーブルの規格以上のHDMI信号は伝送できません。
また当社は、以下の接続形態の全てについて、最大2Kまでの伝送を保証するものではありません(使用する機器やアダプタや一般ケーブルなどによっては正常に伝送できない場合があります)ので、予めご了承ください。
◆ソース機器とディスプレイとの接続に切替器、延長期、分配器、変換器などが中継する場合
◆ソース機器とディスプレイとの接続を中継アダプタを介して延長接続する場合
◆壁内配線など、ソース機器とディスプレイとの接続を中継アダプタや他のケーブルを介して配線する場合
【関連商品】
中継接続をお考えの場合は、下記に掲載の【HDMI Aタイプコネクタの中継アダプタや中継コネクタ】との接続が可能です(ただし中継接続の場合は最大で2K伝送までしかできません)。
◆HDMI端子の中継アダプタや中継コネクタ各種
【ご注意】 ご注文前に必ずご確認ください
◆当ケーブルの信号伝送方向は一方向で方向性があります(逆方向の信号伝送はできません)。マイクロHDMIコネクタの本体には「Source(ソース機器側)」と「Display(ディスプレー側)」の印字が施されていますので、コネクタ印字に従って正しい機器に接続してください。
◆本製品はIC内蔵型ケーブル(アクティブケーブル)ですので、ユーザー側の接続機器によっては相性問題が発生する可能性があります(全ての接続機器に対しての動作は保証しておりません)。ご購入前に実機での動作確認をご希望の場合は、こちらの【貸出サービス】をご活用ください。
◆ソース機器側およびディスプレー側のコネクタには電気信号を光信号に変換するICが内蔵されており、両側コネクタ内のICへはソース機器側およびディスプレー側の双方から各々電圧4.8V/電流80mA以上の電力を供給する必要があります。ソース機器およびディスプレーからの供給電力がこの値以下の場合は正常に信号伝送ができません。
◆配管内や壁面内などに敷設する場合は、一旦敷設すると配線のし直しなどが困難になる場合があります。したがってケーブルを敷設する前に、ケーブル単体での事前の動作確認を強く推奨します。
◆電線部には光ファイバーが内蔵されています。したがって電線部が「曲げ半径40mm以下」まで曲げた場合や、「引張力10kg以上」または「圧縮力50kg以上」の力が加わると電線内部の光ファイバーが破損して断線状態になる場合があります。
特にコネクタ部と電線との境目(コネクタの付け根部)は非常に曲げに弱い箇所ですので、ケーブル敷設の際には最少曲げ半径以下には曲げぬようご注意ください。
◆また本商品は可動部には使用することができません。頻繁に可動する箇所や用途への使用は避けてください。
◆なお長距離を敷設する際には、ケーブルに大きな引張力(引張力:10kg以上)を掛けないように注意してください。無理に引っ張って敷設した場合、ケーブル内部で断線(光ファイバーが破損)する場合があります。
さらに電線部の上には重量物は置かないでください。50kg以上の圧縮力が加わると同様にケーブル内部で断線(光ファイバーが破損)する場合があります。
◆HDMIコネクタはネジやラッチで固定するタイプのコネクタではなく、構造的に接続強度が弱いコネクタです。したがって頻繁に挿抜を行うとコネクタ先端が破損する場合がありますので、多頻度の挿抜操作は避けるようにしてください。 またコネクタ先端部は精密な構造となっておりますので、相手側コネクタには真っ直ぐに挿入して接続してください。 相手側コネクタに真っ直ぐに挿入しない場合(斜め方向に力を掛けた場合)もコネクタの先端や内部端子が破損する場合がありますので、コネクタの挿抜操作は慎重に行ってください。 またコネクタを抜く際も電線部分を持って引っ張るとコネクタ部の破損の原因になります。
◆コネクタを接続後もコネクター部分には負荷が掛からないように敷設してください。
◆ソース機器またはディスプレイからのHDMIケーブルを通した映像信号以外の信号(コントロール信号やリンク信号など)の送受信については、動作保証の対象外とさせていただきますので予めご了承ください。
◆一部のソース機器やディスプレイでは、それらが持つ固有の電源管理機能を使用した場合、双方の機器の電源ON/OFFの順序などによっては正しく起動しないことがありますので予めご了承ください(動作保証の対象外となります)。
型番 | タイプまたは長さ | 単価 | 数量 | カート |
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